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2008.02.06

誰かが嘘をついている

なんだかもうパウエル問題に嫌気がさしてきました。

今日のパウエルの会見が波紋を呼びそうです。
パウエル側が主張した点は大きく2つ。
1.サインした契約書のコピーはビザ発行関係のみに使うと言われた。
2.解約時の条件をオリックス側が引き下げたため1/20頃に交渉決裂を伝えた。

1は文言だけでは何も問題はありません。
契約を日本ですることを予定していたオリックスはビザ発行が必要。
当時入団前提となっているため、サインは意志を示す証拠として認められます。
こんなトラブルにならなければこのコピーを出す自体にもならなかったでしょうが、
内部消化すべき書類であったとしても、いまや出さざるを得ない証拠です。
オリックスが悪いわけなのではないといえるでしょう。

2が重要です。
どの解約条件のときなのか分かりませんが、
オリックスが金銭面の引き下げを要求し、不信感を持ったパウエル側は交渉決裂を伝えた。
このことを昨日の尋問の際にパ・リーグに伝えたのでしょうか?
この話はこれまで一切伝えられておらず、また、今日のこの時間まで、
パ・リーグもオリックスも触れていません。
伝えたとしたら、パ・リーグ連盟はこのやり取りがあったかどうか
事実確認しなかったのでしょうか?
パウエル側の言っていることをただただ聞き流して、
希望を受け入れただけじゃないでしょうね?

このやり取りが交渉決裂の最重要ファクターなわけで、
この事実があるならば、決裂があったかどうかを知る手がかりにもなります。
もしもこの事実が無ければ、決裂を伝えたという事実も無い可能性が高いでしょう。
パウエル側は嘘を言っているのかどうか?
連盟に期待できない以上、オリックスははらわたが煮え返るのもそこそこに、
パウエルの主張に対して言及するべきです。
でなければ、オリックスは何か隠していることになりますよ。

なによりも昨日の連盟の判断によってパウエル側が得しそうです。
詳細な事実が明らかになっていないのに、
ドタバタを回避したいがためにソフトバンク入りを認めるなど愚の骨頂。
これが苦渋の決断だというなら・・・
この程度で苦渋の決断だと感じるくらいなら小池会長は辞めたほうがよい。
トップにいるべき資格は無い。

最後に・・・パウエルの記者会見で清原の事を聞いた記者。
あなたは記者として失格だと言える。聞いて、だからなんなの?
事実の解明のなんの役に立つの?ゴシップなら後でやってくださいよ。

一刻も早く仔細を解明して事後策と予防策を示して頂きたい。

あ、ソフトバンクさんへ。
あなたのチームには若手がだぶつき始めています。
そんなに王監督での優勝という結果だけが欲しいですか?
今ある戦力をもって闘うことが道程として必要なのではないですか?
まず優勝ありきで、そのために戦力をかき集めようとするのは、
スポーツとしては余りにおもしろくないですよ。
筋書きの無いドラマがあってその結果にあるものが優勝なんですよ。

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