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2010.12.01

打者一巡かぁ・・・

スポニチでも話題になってて・・・気になるなぁw
かといって答えるほど勇気はなかったりする。

打者一巡って野球でビッグイニングになったときによく言われる言葉ですが、
中継で実況アナウンサーがこれを発するタイミングは、
9人目の打者になった時が多い気がします。
「えー9人目ですから、この回は打者一巡となります」
そして、9人目で3アウトになり、CMに入るときなどには・・・
「この回は打者一巡の猛攻でした。相手チームの攻撃は3番からの好打順」
なんて言っている気がします。
次の回に入ったときに前の回を振り返るときがよくありますが、
「打者9人の一巡の猛攻でした」
なんてフレーズはよく聞きます。
8人目の打者が2アウトでバッターボックスに入ったときに、
「この選手がヒットで繋げばこの回打者一巡ですねぇ」
なんてパターンもよく聞く気がします。

10人目の場合ですが・・・
「この回は○○から始まりましたから、打者一巡しました。
 この回2回目(2巡目)のバッターボックスです」
なんてよく聞きます。
つまり、9人の打者の打撃が完了成立した段階が打者一巡です。
一巡は2巡目に入る直前には成立していないと日本語としても成立しません。

10人目で打者一巡のような気がしなくもないですが、
11人目でも12人目でも同じように「この回は打者一巡しました」と言います。

しかし、厳密には打者9人が完了したときではない気もします。
9人目の打者のときに盗塁死や牽制死などがあって3アウトとなった場合にも、
実況は「先程の回は打者一巡でした」ということがあります。
9人目の打者が入ったときに打者一巡ですというのは、
この打者の打撃が完了したら打者一巡となることはもちろん、
確率的に盗塁死等で8人で終わってしまうことよりは、
この打者の打撃が完了する期待が遥かに高いことを述べているように思います。
まぁ、この場合には打者8人の猛攻でしたと後から言いなおしていることが多い気がします。
「先程の回は打者9人の一巡の猛攻でしたが、ランナーの盗塁死で終わりましたので、
 9人目の○○は打ち直しとなっているこの打席です」
とかですね。

で、新聞とかの場合ですが・・・
打者9人のときでも一巡って書いている気がします。
10人以降のときは確実に一巡て書いてますね。

日本語って難しいなぁとつくづく思います。
ラジオでの実況を聞いていることが多かった身としては、
アナウンサーはちゃんと語尾も含めて使い分けていた気がします。

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