« 就職説明会 | メイン | 時刻表が・・・ »

2008.06.29

パワプロ14のオリ変解析

先日、MECHANICAL RETREATの方で
PARで作ったオリジナル変化球持ち投手をたくさん頂きました。
その結果が出ましたので・・・なんとまぁ的な文ですな。

まず、横変化ですがデータの幅は以下の通りでした。
+01: → +01
+02: → +02
+04: → +04
+08: → +08
なし → +10
シュート回転最大:0~最小:1F
スライダー回転最大:1F~最小:0
※ニュートラルはスライダーなら0、シュートなら1F

あきだと思っていたところが実際は使われていました。
が、システムがまともに作動していないため、
元変化球の変化に若干の変化量の増減が作用するだけです。
また、スライダー回転は解析したデータ上では1Fで最大変化ですが、
ゲームでは0の方が曲がるため、全く機能していません。

次に縦変化です。
圧縮データ・・・すなわちメモカ管理になった段階で、
0F・・・すなわち15までしかデータを保持できず、10・・・16はカットされます。
変化量が30なら14になるという状態です。

ノビは14から少し変わっていまして、
いまのプラグインでは間違っていることが判明しました。
-4 -3 -2 -1 00 +1 +2 +3
0  1  2  3   4   5   6   7

これが13まででした。14は以下のとおり。
00 +1 +2 +3 -4 -3 -2 -1
  0   1   2   3  4  5  6  7
どうにも上手く再現できなかった理由はここにあるようです。

キレはこれまでと変化がありませんが、
ゲーム上の初期最大値が+6になっています。

減速度はゲーム上の初期最大値は1Eですが、プラグインで試す限り1Fまでいけます。
しかし、圧縮データになった時点で減速度は入力値の2倍になります。

・・・というわけで、致命的なミスはノビの設定だけでした。
横変化はゲーム側がまともに動かないので・・・

さて、どうしてこんなおかしなことになってしまっているのか以下予測。
軌道がベースになる変化球に依存したり、
斜めの変化球の変化がキレに依存したりするのは
単純なプログラムミスでしょう。
パワプロ14は、
横変化5ビット
縦変化4ビット
ノビ 3ビット
キレ 3ビット
減速度5ビット
空き 2ビット
の合計22ビット分が用意されていますが、
パワプロ13までは
横変化6ビット
縦変化5ビット
ノビ 3ビット
キレ 3ビット
減速度5ビット
の合計22ビット分用意されていました。
どうやらビット単位で計算させるプログラムにもミスがあるようです。
このせいで、パワメジャやパワポタに選手データを通すとおかしなデータになるようです。

暇を見つけてオリ変関係を修正しないとなぁ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/314000/12977040

パワプロ14のオリ変解析を参照しているブログ:

コメント

なるほどっ!w
ちょっとずつデータの格納に変化をさせているんですね。
ん~、コ○ミやりますねぇ...。

上方向の変化がなくなったのが寂しい限りです。

データの格納パターンはここ数年固定です。
パワメジャ2やパワポタ3を見る限り、
14と14決だけがおかしいですね。

上変化はセーブデータで対応しているのは
7か8辺りまでだったと思います。
今はPAR改造サクセスプレイ時だけの
お遊びみたいになっています。

コメントを投稿

最近の写真

  • 20171111_080216
  • 20171111_080011
  • 20171111_075946
  • 20171111_075926
  • Uljm05991_00000