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2008.02.21

Wikipediaが報告書に?

道路問題で国会がヒートアップしていますが、
海外の道路状況の調査報告書が道路特定財源を1億ほど使って作成され、
その引用の一部にウィキペディアがあるとのこと。

んー・・・ありえないですなぁ。
ウィキペディアは原則として誰でも編集することができるため、
時には記事が偏ったり、その出自の真偽の証明が出来なかったりと、
あくまで百科事典的なものであって、専門資料ではないわけですよ。
私もプロ野球関係を中心に毎日利用してますが、
たまには、私でも修正掛けることもあるくらいで、
これが公文書に使われるというのはとてもとても・・・
間違っても大学のレポートには使えないなぁ・・・卒業してるけど。w

しかも誤植だらけということですが、
例えば地方自治体の委託報告書だったりすると、
とても校正が厳しいので、この分だと読んでないですね。

道路と言えばどの道路を作るかという判断がいるわけで、
費用効果分析して費用<効果となるかが判断基準となります。
1日何台通るかが大事な分析ですね。
個人的にはこれで作る作らないを決めるのは地方にとっては大問題です。
そら、田舎は通る車少ないですから・・・
例えば、その道路が作られると住民にとってどれほどメリットがあるかとか、
作る道路は街と街を結ぶ上で何番目に重要なのかとか、
生活基盤を支えるのに必要な道路なのかとか、
5分程度の短縮が見込まれる程度なのかとか・・・
そういうところで見ないとどんどん地域格差は拡大するばかりです。
都会が道路一本作ると確かに車が多いので効果はあるようにみえますが、
ある無しの変化の割合は小さいはずです。
そういう視点も持って欲しいものですね。

必要不必要を東京で話し合っているところがもう駄目なのかもしれないな・・・

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