オリ変の変化について調べた結果をまとめました。
まず、2011のオリ変はベース変化球の性能を元に作られます。
そのため、同じ設定でもベース変化球がなんであるかで出来上がりが違います。
そして、ベース変化球が元々持っている横変化と縦変化によって、
オリ変の横変化と縦変化の能力が変わってきます。
①ストレート
ストレートは縦変化も横変化もないボールと考えます。
(現実にあるマグヌス力とかの話じゃなく、あくまでゲームの説明だと捉えて下さい。)
横変化量:Fで変化なし
:10→1Fでスライダー変化増(一定%増)+かなりのスライダー変化
:E→0でシュート変化増(一定%増)+かなりのシュート変化
縦変化量:0で変化なし
:1~Fでフォーク変化増(一定%増)+かなりのフォーク変化
②スライダー・Hスライダー・カット・シュート・Hシュート
これらの変化球は横変化のみの変化球と考えます。
横変化量:Fでベース変化球の横変化量
:10→1Fで変化増(一定%増)
:E→0で変化減(一定%減)
縦変化量:0で変化なし
:1~Fでフォーク変化増(一定%増)+かなりのフォーク変化
③フォーク・パーム・SFF・チェンジアップ
これらの変化球は縦変化のみの変化球と考えます。
横変化量:Fで変化なし
:10→1Fで変化増(一定%増)+かなりのスライダー変化
:E→0で変化減(一定%減)+かなりのシュート変化
縦変化量:0でベース変化球の縦変化量
:1~Fでフォーク変化増(一定%増)
④カーブ・スローカーブ・スラーブ・ドロップ・Dカーブ
Vスライダー・サークルチェンジ
シンカー・Hシンカー
これらの変化球は横変化と縦変化をする変化球と考えます。
横変化量:Fでベース変化球の横変化量
:10→1Fで変化増(一定%増)
:E→0で変化減(一定%減)
縦変化量:0でベース変化球の縦変化量
:1~Fでフォーク変化増(一定%増)
⑤ナックル
ナックルは縦変化量のみ反映されるようです。
横変化量を設定してもブレ幅に著明な差は見られませんでした。
このように、ベース変化球が持つ変化方向に対してはオリ変の変化量が適切に働くのですが、
そうでない変化方向に対しては+かなりの変化が加わってしまいます。
(フォークの横変化やスライダーの縦変化など)
これらの働きにより、ベース変化球に近い変化をするオリ変しか作ることができず、
ちょっとだけ曲がるストレートとかややフォーク変化するスライダーとか作ることができません。
色々とオリ変で動作がおかしいとネットで騒がれていますが、
多分これらの原因によるものと思われます。
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